社名入りの便せんを、私信に使う人がいます。
ごく親しい人にはまだしも、改まった手紙のときなど厳禁です。
便せんは、白色の紙というのが正式ですが、いまは罫の入ったものがふつうです。
色のついた便せん、模様入り、絵柄の入った便せんなどは、目上の人、お悔みの手紙、改まった手紙に用いてはなりません。
罫線の内側を第一行として書き始めますが、全体の文面が短いときは、はじめの一~二行は余白として書き出します。
ふつうは、一行ずつ行を追って書き進めますが、行間にも大小があり、小さい文字を書くのがにが手の人は、一行おきに書いてもよいのです。
ただし、罫の上には書かないこと。