幼児が三歳位になると、親は「うちの子にも知恵がついた」といいます。
どういう場合にそういうのかを考えてみると、創造性とは何かがわかります。
第一は「なぜ」と問うことです。
幼児は三歳頃になると前頭葉が完成し、すぐ「なぜ」というようになります。
これが知恵であり、創造性なのです。
これは別のいい方をすれば、疑問を持つことであり、それは人間の考え方の発展を妨げている固定観念・既成概念・先入主・前例・習慣・型・カラ・ワク、といったものを破ってみることです。
これはその気になれば誰でもできることです。
第二は、既知の要素を組み合わせてみることです。
これも誰でもできることです。
宗松潤一郎(インテリアプランナー)