CATV(ケーブルテレビ)は、伝送速度の高速性や家庭に直接ケーブルを接続しているため、従来のテレビ放送の送信だけでなくインターネット利用や電話サービスを提供する次世代通信網として注目されている。
米国ではAT&Tなど通信会社のCATV事業買収が進んでおり、日本でもCATV網を利用したインターネットの接続サービスが利用され始め、1999年に入りCATVでのインターネット加入者数が急激に伸びている。
こうした動きはインターネット接続が高速なだけでなく、毎月5,000円程度の定額制の低価格の料金制度が採用されて、後押しされている。
今後は使用するケーブルモデムの標準化などでさらに普及に弾みがつく見込み。
宗松潤一郎(インテリアプランナー)