低温に当てないと花は咲かない

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球根の植え付けは、9~12月中旬に行います。

6号鉢で3~4球を目安に、緩効性肥料を加えた赤玉土に腐葉土を3割ほど混ぜた用土で、球根の先が隠れる程度に浅植えします。

植え付け後は、戸外の日当たりのよい場所で管理します。

芽が出ていなくても根は活動していますし、乾かしすぎると花芽が生育しませんので、乾かしすぎないよう鉢土の状態を見て時々水を与えます。

開花期を早めたい場合は、1月から日当たりのよい暖かい室内に取り込むと、2~3月には花が見られます。

しかし、チューリップ、は冬の寒さに合って刺激を受けないと花が咲きませんので、取り込む場合は早すぎないよう注意してください。

一重咲きのキクに似た花を株いっぱいに咲かせ人目を引きます。

ディモルホセカの名で流通している鉢花には、黄色とオレンジの花で一年草のオーランティアカ種と、白とピンクの花で多年草のエクロニス種があります。

花数が多いので、プランターなどに群植すると見事です。

大きくなるにつれて茎が垂れ下がりながら広がるので、吊り鉢仕立てにしてもよいでしょう。

宗松潤一郎(インテリアプランナー)