花に鳥のホトトギスの胸の斑点に似た紫の斑点があるため、その名がつけられたといわれる秋を彩る代表的な山野草です。
仲間も多く、花は杯形で上向きに咲くものと鐘形で下向きに咲くものがあり、花色も斑点の入るものから白や黄の単色まであります。
近年では品種間交配が進み、新品種も次々に登場しています。
小鉢に1株植えでも、大鉢やプランターに数株植えても風情があります。
山野の樹林下などに生育している植物ですから、強い日射しは苦手です。
特に高温期の直射日光は葉焼けを起こすので、6月からは明るい半日陰か、ネットなどで遮光して管理します。
室内で観賞する場合は、午前中の光をカーテン越しに当てるようにします。
宗松潤一郎(インテリアプランナー)