和服の花嫁衣装は、あとあと利用できるものにするとよいでしょう。
さて、ここで花嫁の和装の話にうつります。
和装の花嫁衣装は、やはり打掛でしたいという場合、つくるのはもったいないし、といってだれが袖を通したともわからない貸衣装にも抵抗を感じるという人は、あとあと利用できるような衣装をつくるようにおすすめします。
あるお弟子さん様の例ですが、掛下のきものは、あとそのまま準礼服にするためにピンクの無地に、下着は礼服用の長襦袢にするために白羽二重のつけ比翼仕立てに。
長襦袢は染めて外出着にするため紋白縮緬。
掛下帯は、訪問着用に金銀地の踊り帯。
打掛は帯やクッショソに使うためにプロケードにした人がいます。
宗松潤一郎(インテリアプランナー)