赤ちゃんが生まれたら、近親者や、ごく親しい友人、知人などに電話か手紙で報告します。
報告を受けた人は、すぐにも出産祝いの手配をするわけですが、実際に出産のお祝いに出かけるのは、出産直後を避けて、お七夜が過ぎてからにするのが常識です。
産後一週間ぐらいは、産婦にとって休養が何よりたいせつです。
この時期の訪問は肉親だけに限られます。
また、肉親以外の男性は、出産祝いの訪問を避けるのが常識とされています。
産後の疲労とやつれがとれない女性にとって、身内以外の男性との面会は、あまりありがたいものとはいえません。
産後間もない女性へのいたわりと思いやりをこめて、お祝いの品は送るか、あるいは一、二か月後先方がおちついた頃をみはからって訪問するのがエチケットといえます。
宗松潤一郎(インテリアプランナー)